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ここは自由ですが、最低でも関係のあるものを書き込むのですわ! ちなみに掲示板のIDであるantiとは関係ありません。 最低限のルールは守るチョピ☆ 出会い系、スパム等の書き込みはいけないチョピ。即、削除+アク禁+プロバイダ連絡チョピ! (このBBS以外に他の板はあまり書き込まれてないことがあります) つーか、これはチョッピ好きなものだけとしてもらうことにしたよ ☆戦国乙女のアイコンがありましたら、掲載します ☆新しい画像掲示板作りましたが、アドレスは不明だよ ☆タイトル変更チョピ! 管理人 チョッピ・ヨシモト9月12日 ↑以前
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職業ガイド アサシン by Girlsu(Curacao) 最終更新 2020年01月14日 (火) 04時22分19秒 ステータス・追加オプション ラペンシャード スキル1次スキル 2次スキル左ツリー ハイブリッド ハイブリッドサークル Reference ステータス・追加オプション ステータスポイント 全てLUKに振ります。 フェイタルアタック中に全ダメージの50~60%を与えるので、この間にいかにバーストダメージを稼げるかを重視するためです。 ちなみに、LUK100につきクリティカル率が約0.8%増加します。(クリ回避50の敵に対して。90ならば約0.45%) 追加オプション ~アクセサリ~ クリティカルダメージ 防御貫通 ダメージ増加(ボスダメージ>遠距離ダメージ>属性ダメージ) 攻撃速度 ~防具~ ボスダメージ 物理抵抗貫通(手のみ) ~武器~ 防御力貫通 合計ダメージ 物理抵抗貫通 ~ペット~ 防御貫通 合計ダメージ クリティカルダメージ 攻撃速度 各オプションのcapはそれぞれ、防御貫通(30%)、クリティカルダメージ(250%)、物理抵抗貫通(カオスレイド 50LV 16.6%,ノック 10%,60Lv 15%)です。上限を超えないようにうまく調節してください。 ダメージ増加系opは元々の数値が高いほど増やした際の効率が悪くなるので注意してください。 ex) op数値が0%だった際、5%増やすと実質増加率は105%/100%=+5%となります。 しかし、元々+20%だった際に5%増やすと、実質増加率は125%/120%=+4.1%となります。 さらには、元々40%だった際には5%増加しても実質増加率は145%/140%=+3.6%まで減少します。 また、ボスダメージ・距離ダメージ・属性ダメージはそれぞれ別々の合計ではなく、同じ枠としてすべての合計で処理されます。しかし、合計ダメージは別の枠(恐らく麺などと一緒)として処理されます。ゆえに、武器、ペットの追加オプションは合計ダメージの優先度が高くなります。 右ツリーを使う場合、攻撃速度を上げるともっさりしなくなります。ただし、SP消費が激しいのであまりお勧めしません。SP回復ペットや課金ポーション(SPエリクサー、薬草)を使っている人は上げてもいいでしょう。 ラペンシャード 赤:(ルカラックス)、セリン 青:マナ、(ピンクビーン) 緑:クジラ、(ユぺリア) ※括弧内は現在入手不可能なもの ID産のラペンシャードは、マナTier6 →クジラTier6 →セリンTier6 →マナTier10 →クジラTier10 →セリンTier10 の順に入手することをお勧めします。 (Tier6→Tier7に必要なラペンシャードの数は18個であり、1週間(30周)かかるため) スキル 1次スキル 2次スキル (掲載している画像はトロフィーによるスキルポイント獲得前のものです) 左ツリー 全て左に振るのは弱いです。やめましょう。 ハイブリッド 追加スキルポイントを獲得するまではこちらのツリーを推奨します。 スキル回し例 ※動画は私の装備・op・ペット構成などで最も火力が出るようにスキルを回しているので、参考程度にとどめて自分なりに研究してください。 ハイブリッドサークル 現状カカシ殴りでドヤりたい人向けの構成です。敵が動くと50Mほど火力が下がります。 スキル回し例 ※動画は私の装備・op・ペット構成などで最も火力が出るようにスキルを回しているので、参考程度にとどめて自分なりに研究してください。 スキル回し どのビルドでも次の構成を1セットとして使用します。 ペインアンドペイン×2 + ラッキーセブン×1 (ここで言うペインアンドペイン×2とは、左手・右手の1コンボのことであり、左手・左手もしくは左手右手左手右手の2コンボのことではないので注意してください。) 基本的に上の構成を使用しますが、SPが不足した際は ペインアンドペイン×2 + ラッキーセブン×2 に切り替えます。しかし、ダメージのほとんどをペインアンドペインに依存しているため、ラッキーセブンの数が多くなるほどダメージは減少してしまうことを覚えておきましょう。 ペインアンドペイン連打>2×1>2×2 の順で多くのダメージを出せますが、通常時の連打はSPの問題で現実的ではないので、HSなどに合わせて使うとよいでしょう。 Reference GMS2 Gearing Guide PLAYER GUIDES - GMS2 Gearing Guide ADVANCED ASSASSIN GUIDE ※記載されてる内容は、参考程度にお願いします。 ※追記などあればご自由に編集してください。
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アニムスデータの破片、イシャク・パシャの回顧録 データの破片は全100個の内50個を集めた時点で自動的にデータの破片の地図を入手できる これは書店に並ぶのではなく勝手に手に入る。 アニムスデータの破片を25個集めた状態で、書店をすべて再建すると書店にイシャク・パシャの回顧録の地図が売り出される。 また、破片・回顧録共に、鷹の目発動状態で視界に入るとマップ上に位置が表示される(但し、距離が遠すぎるとダメ)。そのため、鷹の目発動状態で散歩するのもあり。 アニムスデータの破片 全100個。 町中に散らばっているアニムスデータの破片を集めるとデズモンドがアサシンクリード1でアブスターゴに軟禁されるまでの記憶を追体験できる。パート5で終わりで、必要なのは30個。イスタンブールに88個、カッパドギアに12個なので、イスタンブールだけでは集まりきらない。 100個集めたら実績/トロフィーが解除される。 イシャク・パシャの回顧録 全10個。 全部集められるのは武器庫への出入りが可能になってから。集めるとアヤソフィアが「秘密の墓所」としてアンロックされ、2のような施設探索を行うことになる。ご褒美はイシャク・パシャの鎧。 詳細な位置は、以下のページ参照 マップ及び動画 http //www.gamesradar.com/assassins-creed-revelations-data-fragment-and-ishak-pashas-memoir-pages-guide/
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アサシン CV:三木眞一郎 虎力 7 コスチューム1:サーヴァント デフォルト 必殺技 燕返し 前方に攻撃 超必殺技 なし 出現条件 ランサーでシナリオモード(ノーマル以上)をクリア ◆MPなし(タイガーボールを取った時点で必殺技が使用可能) 登場キャラ ステージ 設定ルール 第1話『籠の中の小鳥』 VSキャスターVSセイバー 教会(夜) バトルロイヤル:∞ 第2話『両手に花と天馬』 VS間桐桜(私服)&ライダー 衛宮邸(夜) タイムバトル:90 第3話『大橋の死闘』 VS遠坂凛&衛宮士郎 大橋(夜) タイムバトル:90 第4話『我こそ色男なり』 VSランサーVSアーチャー 新都ビル(夜) バトルロイヤル:∞ 第5話『美少女と野獣』 VSバーサーカー&イリヤ アインツベルン城(夜) タイムバトル:120 第6話『虎聖杯は誰の手に』 VSキャスター&葛木宗一郎 コロシアム(夜) タイムバトル:120 第7話『花獅子風月』 VSセイバーライオン 山門前(夜) バトルロイヤル:∞ 戦闘ボイス 内容 ボイス 攻撃 ふん!(□1&2段目)はっ!(□1&2段目)えいや!(□3段目)甘い!(△)せい!(△)そぉらっ!(△) ダメージ なんと・・・ぐぅあっ!不覚! ダッシュ、ジャンプ はっ!ふん!せぇいやっ! ダウン復帰 面白い!まだまだっ! 特殊技 寄るなぁー!っえいっ! 戦闘不能 ここまでか・・・ついておらぬ!無様よ・・・ 必殺技 秘剣、燕返し!燕返し、三段! 戦闘勝利 よい勝負であった少々骨が折れたなまたお手合わせ願おう お知らせ 内容 台詞 新規参入 ……承知した。
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資料 このページはアサシン クリード リベレーション、及びアサシンクリードシリーズの設定や物語・人物関係などを検証・考察するために必要な、重要な台詞・文書などを全文掲載する場所です。 はげしいネタバレを含みます。 削除などする場合は、コメントアウトで理由を書くなど、他編集者への配慮をしましょう。 コメントアウトする際は理由の併記もお願いします。 新規で台詞を掲載してくださる場合は、耳で聞いた台詞を書くのではなく、字幕表示をONにしてその表示通りに記述してください。 アブスターゴファイル アブスターゴファイル +ファイル0.01 真の目的 アブスターゴ社は世界有数の規模を誇る多国籍企業である。だが、諸君もすでに気づいているとおり、アブスターゴはその本質において一般の企業と根本的に異なっている。アブスターゴとは、現代まで存続してきたテンプル騎士団、それも真のテンプル騎士団の表の顔なのである 我が社の起源ははるか伝承の時代にまで遡らねばならない。アブスターゴ社として表だって活動するようになったのは20世紀末のことだが、創業者たちが「計画」を策定したのは1910年、それにしたがって創業したのは1937年のことだ。表社会に出ることがどうしても必要であると判断されるまでの間、かつてのテンプル騎士団と同じく、人知れぬ世界での活動に終始していたというだけのことなのである アブスターゴの企業活動そのものは、他の会社と変わりない。違うのは、従業員の中に少数だがテンプル騎士団員が含まれていることだ。彼らは我々が探し求めてきた知識の捜索と秘密の解明に従事している。実際のところ、アブスターゴの無尽蔵とも言える資産を背景にした最新の手法や機材があるからこそ我々は、人類をより良い状態に導くという偉大にして高貴なる大望を追求できるのである +ファイル0.02 起源 公式には、テンプル騎士団の創設は1129年ということになっているが、12世紀以前から我々は、様々な名前ですでに活動していた。クレオパトラの王位奪還、アレキサンダー大王の大帝国建設、クセルクセスのギリシャ侵攻。そのすべてに我々は立ち会ったのだ。 長い歴史の中で、我が騎士団には優れた指導者が数多く現れたが、その中でも特筆すべきはシルベステル2世に代表される科学の通じた人々であった。しかし、彼らはしばしば不審の目で見られ、少なくともヨーロッパでは、その知識ゆえに異端の烙印を押されることも少なくなかった そんな中、登場したのが、ベルナール・ド・クレルヴォーである。彼はキリスト教世界で最も大きな影響力を持つ人物の1人であったが、教会を完全に味方につける必要があると考え、信頼する9人の部下を聖地に派遣し、ソロモン神殿の捜索に当たらせた。そして9年後、彼らが帰還すると、ベルナールはテンプル騎士団を創設したのである ユーグ・ド・パイヤンを総長に据えることでベルナールはラテン支配を確立し、それと同時に教会の支援を得ることで、1129年のトロア教会会議で騎士団が認可されることを確実なものとした。こうしてその長い歴史の中で始めて、我々の組織は公的な地位を手に入れたが、その高貴なる真の目的は秘密のままとされた +ファイル0.03 黄金期 トロア教会会議の後、テンプル騎士団は興隆を極め、およそ200年にわたってヨーロッパと聖地で重要な地位を占めることになった。この黄金時代には、あらゆる場所にテンプル騎士が存在し、その影響力を行使して人類をより良い未来に導くための道を整えたのである。 この時点でも俗人たちは、聖地における巡礼者の保護だけが我々の活動目的だと信じていたが、実際には我々は強大な力を手に入れ、王や教皇に影響力を及ぼせるまでになっていた。選ばれた少数の者以外は知るすべもなかったが、聖地で我々が推し進めていた戦いは、実のところ政治上のものでも信仰上のものでもなかった。それは秘密の戦いであり、相手は我々の宿敵、アサシンであった そして悲しむべきことに、我々の黄金時代は始まりと同じくらい唐突に幕を閉じることになった +ファイル0.04 アサシン教団 この数百年間、我々はいくつもの勢力や何人もの人々と敵対してきたが、常に我々をわずらわせてきた存在はただひとつ、アサシン教団だけである かつて彼らとは同志だったのだと言う者もいる。それどころか、もともとは人類に対して同じ理想、同じ夢、同じ希望を抱いていたのだと信じている者さえ存在する。たしかにそうなのかもしれない。だが、それは遠い昔の話だ。少なくとも記録に残っている限りでは、アサシンは常に我々と敵対し、人知れぬ場所で戦い続けてきた テンプル騎士団と同じく、アサシン教団も中世において一度はその存在をおおやけにした。だが、我々と同じく、彼らもそれ以前から活動していたのだ。様々に形を変えつつも、おそらくは人類の曙の時代から、世界中に散らばって アサシンたちは小さな独立した支部に別れて活動する。どの時代にも1人、大導師と呼ばれる教団全体の指導者がいるが、その存在はアサシンたち自身にもほとんど知られていない。2000年、我々の工作員がアサシンの組織にもぐりこみ、彼らの大導師を亡き者にした。その後の「大粛清」によってアサシンは多くの支部を壊滅させられ、その力はかつてないほど弱まっている。とはいえ、「大粛清」によってアサシンが滅んだわけではなく、彼らが危険な相手であることは今も変わらない アサシンはよく訓練された恐れを知らない殺し屋であり、我々の目論見を阻むためならどんな犠牲もいとわない。特に、我々の計画を頓挫させられる手段を持つ支部が、ひとつだけだが未だに存在している。アサシンの手口は巧妙かつ悪辣で、良心のかけらもない けっして彼らをあなどらないことだ +ファイル0.05 進行中の計画 アブスターゴの研究計画は、すべて1つの目標を目指している。それは人類をより良い未来に導くことである。いくつかの計画はすでにおおやけにされているが、テンプル騎士団に属する選ばれた少数の者にしか明かされていない計画も少なくない すでに実施されている中で特に重要な計画を以下に挙げる ソフィア計画では、生体細胞に記憶され、ある個体から別の個体に生物学的に受け継がれる情報が研究対象となっている。細胞に含まれる情報とそれらが我々の発達にどう影響しているかを分析することにより、我々自身に対する理解をいっそう深められることだろう。また、いつかはこのプロセスを人為的に操作し、命に関わる病気を予防することもできるに違いない 遺産計画では、データ蓄積スキャナー・プログラムを使って様々な被検体の記憶をさぐり、被検体全体を対象としたデータ分析を行った。この計画により、才能ある個体を追跡、観察、選別することも可能となり、実際、アブスターゴ社ではそうした人物の一部を雇用している。なお、保安上の懸念から、この計画は現在凍結されている アニムス訓練計画は、テンプル騎士団に属する新人とベテランエージェントのどちらにとっても最良の訓練シミュレーションである。参加者はその能力に磨きをかけられるだけではなく、新しい技を習得し、過去について理解を深めることもできる。また、アニムス訓練計画には、エージェントの成長度合いを追跡調査できるというメリットもある 2008年から稼働しているアカシック衛星網計画は、地球を周回している無数の通信、気象、監視衛星によって構成されている(これ以上の情報は最高機密に属する - ファイル0.19参照) 「アブスターゴの眼」は、あらゆる機能を兼ね備えた通信衛星で、2012年12月21日に打ち上げられる予定であった(これ以上の情報は最高機密に属する - ファイル0.19参照) 新フッ化物計画は、人々の健康状態をまとめて改善することを目的とした、水に添加する革新的なフッ素化合物の開発計画である。なお、この計画は現在凍結されている +ファイル0.06 暗闇 我々が文明を暗黒時代から脱却させるために奮闘していた頃、我々の力と知識をねたんだアサシン教団は、我々の中に入り込み、指導者たちの間に不和を生じさせた。嘘、裏切り、そして殺人によって、我々の敵は騎士団の根幹そのものを揺るがせたのである。この結果、13世紀末には、我々の力は大幅に弱められてしまった。フランス国王フィリップ4世という新しい敵の登場も事態を悪化させた。アサシン教団に操られた王は、教会の目に我々が異端と映るように仕向けたのだ。つまり我々はそれまで後ろ盾にしていたものに敵視されることになったのである。 残された道は、表舞台からいったん去ることだけであった 一般に最後の総長と考えられているジャック・ド・モレーは、我々の高貴なる理想を存続させるには、テンプル騎士団を表面上は解散させる以外にないと考えた。また、騎士団の価値は1人の命よりはるかに重いことを理解していた彼は、みずからを犠牲に捧げることを決意した。かくしてジャック・ド・モレーは、志を同じとする者たちや盟友たちを救うためのみならず、敵の目を欺き、テンプル騎士団は消滅したと信じさせるため、甘んじて火刑の処せられたのである だが、死の直前、ジャック・ド・モレーは最も信頼のおける9人の騎士を選び出し、彼らに 古き者たち の知識を授けて世に送り出した。これ以降、テンプル騎士団は歴史の立役者たちの陰に隠れつつも気高き大望を追い続け、その理想を後の世に伝えることになったのである +ファイル0.07 エルディート 最新のセキュリティに守られているのにもかかわらず、我々のコンピュータシステムにはエルディートと称する者に幾度となくハッキングされていることは、遺産計画中の事象から明らかである エルディートが個人なのかグループなのかは不明だが、状況証拠からは、我々の極秘の計画を暴くという共通の目的を持ちつつも独立して活動している複数の個人である可能性が高い。このエルディート集団がアサシン教団と共謀しているか否かは今もって不明であるが、彼らの行動がアサイン教団を利するものであることに疑いの余地はない +ファイル0.08 アニムス計画 ウォーレン・ヴィディック博士の指揮の下で行われているアニムス計画は、心理学、遺伝学、形而上学など、様々な分野の研究に端を発している。アブスターゴで諸君も知ったように、かつてはオカルトや神秘主義の類いと見なされていた研究の中には、実際にはきわめて先進的だったものが数多く含まれている。既成概念によって目を曇らされた社会が、その価値を見抜けなかっただけなのだ そして今、最新の科学はDNAに封じられている「遺伝子記憶」の真の価値の探求をも可能にした。アニムスを用いることにより、我々は被検体の遺伝子記憶を徹底的に調べ、考古学者が遺跡を発掘するように過去を掘り起こすことが出来るようになったのである もっとも、すべてが順調だったわけではない。計画初期には、被検体の精神状態を望ましい状態にするために精神分析や催眠術、さらには各種薬物にも頼らざるをえず、精神分裂に陥ってしまうことも少なくなかった。さいわいにしてアニムスの性能はここ数年で飛躍的に向上し、被検体の安全に関する懸念は過去のものとなっている アニムス計画をはじめとする各種計画の進展によりユングの集合的無意識、ロシア宇宙主義、ラズロのアカシック・フィールドなど、各種理論に関する論争は、まもなく終止符が打たれることになるだろう +ファイル0.09 組織階層 アブスターゴ社は公的企業である。当然、企業憲章もある。しかしその表の顔の裏には、テンプル騎士団としての顔が存在している。密接に関係しているものの、企業としての顔と騎士団としての顔の間には、厳然たる違いがある。アブスターゴはテンプル騎士団の窓口的存在であるが、従業員全員が騎士団の存在を知っているわけではない。それどころか、アブスターゴ社で働いている者の大多数は、科学者や技術者、経営陣も含め、たんある従業員にすぎない。彼らは騎士団の存在にはまったく気づいていないし、我々の活動の背景にある真の目的についても何ひとつ知っていない もちろんアブスターゴ社の従業員の中には、騎士団に深く関わっている者もいる。たとえばウォーレン・ヴィディック博士は、騎士団の行為メンバーである アブスターゴ社の表向きの活動目的、業務、組織形態については、公式の企業憲章を参照してほしい +ファイル0.010 エージェント アブスターゴ社には何百人ものエージェントがいて、世界中で活動している。その中には敵対組織内部への潜入を果たしている者も多くいるし、そのために準備を整えている者はさらに多い。諜報活動の用語ではこのようなエージェントのことを「モグラ」と言う、彼らは潜入した組織や企業、国家のために働いているふりをしているが、その忠誠心は実際にはアブスターゴに捧げられているのだ。だがモグラたちは単なる内通者ではない。彼らは命令が下りしだい実力行使に転じる、我々の忠実なる同士なのだ 敵組織に潜入している者たちの中には、「スリーパー」と呼ばれている一団もいる。命をとして任務にあたっている彼らは、あらゆるエージェントの中でも最も献身的かつ情熱的だ。みずから望んで様々な思考的抑圧や意識改革に身をさらし、偽りの生活を送る彼らは、いつしか自分が本当は誰のために働いているのかもわからなくなっていく +ファイル0.011 被検体 アブスターゴの系譜研究調査部のおもな仕事は、我々の過去に 光を当てるのに役立つ先祖を持つ被検体を見つけ出すことである。そのために系譜研究調査部は、注目に値する最大事件の目撃者や新事実の発見者の子孫が誰であるかを徹底的に調べている この数年前、我々はレガシー計画などを通じ、多くの被検体の遺伝子記憶を調べてきた。大抵の場合は、様々な方法で被検体の記憶から断片的な情報を集めるだけでも、研究を進めるのは十分であるが、中には我々にとってきわめて大きな価値がある先祖を持つ者もいる。そのような被検体の数はごくわずかだが、その多くはアニムス計画にうってつけの素材である 被検体17号はまさにそのような存在である。アニムスによる研究、そしてモグラの1人からもたらされたデータを検討した結果、我々は17号の先祖にはアサシン教団の大導師になった人物が少なくとも2人いるとの結論に達した さらに重要なのは、被検体17号にある種の第六感、アサシンが「タカの目」と称している稀有な能力が発現したことである。17号がこの第六感に加え、遺伝子記憶に封じられていた様々な能力を身につけたのは、アニムスの中で長い時間を過ごした結果、いわゆる「流入現象」生じたためであろういうのが、我々の専門家の見解である 被検体17号や17号と同様の特性を持つ被検体は非常に価値がある。彼らの遺伝子には、人類の起源ついての理解を深める手がかりすら隠されているかもしれないのだ +ファイル0.011b 被検体4号 被検体4号は、これまでで最高の成功例である。アニムス計画初期の被検体の中で、4号は特筆すべき先祖を持っていた。4号の遺伝子記憶を調査することにより、我々は1908年に起きたツングースカの大爆発や1917年のポルシェヴィキ革命につながるいくつかの事件について理解を深めることができたが、それにも増して重要なのは、この動乱の時代にアサシン教団が何をしていたかを知ることができたのである 被検体4号自身は、たまたまアサシンが先祖にいたというだけの男にすぎなかった。だが後に彼はスリーパーとなり、歴代エージェントの中で2番目の実績を挙げることになる もちろん彼をスリーパーに仕立て上げたのは我々だ。我々は様々な方法で被検体4号に精神変革を施し、自分の出自について偽の記憶を植えつけた。やがて彼を見出したアサシン教団は、思惑どうり彼を自分たちの仲間と信じこんだ。だが我々が最も期待をかけていたのは、自分の過去を確かめたいという被検体4号の情動だった。そのためには教団の指導者である大導師(それが誰なのかは、アサシンたち自身も知らなかったのだが)に会わなければならないと4号は考えた 2000年、被検体4号はついに大導師に会うことに成功する。条件が合致したとき、あらかじめ我々が彼に植えつけておいた命令が効力を発揮し 、4号は大導師を殺害、アサシン教団は大打撃をこうむった。さらに我々は、回収した被検体4号から、サウスダニタ、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサスをはじめ世界各地にあるアサシンの訓練キャンプの位置を聞き出すことに成功した。「大粛正」が可能になったのは、この情報があればこそだ 結論を述べよう。被検体4号ことダニエル・クロスは真の英雄である +ファイル0.013 再興 テンプル騎士団は中世に興隆を深め、ルネッサンス期に衰微した。社会の暗部で活動を続けるうちに、ロドリゴ・ボルジアを筆頭とする指導者たちが、進むべき道を見失っていったためである。欲と個人的な野心に目をふさがれた彼らは、テンプル騎士団の真の目的を忘れてしまった。騎士団にとって、これはまさしく暗黒の時代であった だが、このルネッサンス期のつまづきにもかかわらず、英知の探求は続けられた。そして十字架の下、偉大な指導者たちに率いられた我々は、かねてから切望していた存在。すなわち科学研究の真のパイオニアとなったのである。そもそもこの時代がルネッサンス、すなわち「復興」と呼ばれるようになったのは、彼らのほかに他ならない 人類は道に迷わずにすんだのだ +ファイル0.014 第一文明 この数十年で科学は飛躍的な進歩を遂げたが、アブスターゴ社の業績は突出している。多くの計画を通じて我々は、世の人々がどのように考えていようと、聖書も記述には少なからず真実が含まれているという確固たる証拠を得るまでになった。科学者がミトコンドリア・イブとY染色体とアダムと呼んでいる存在こそが我々の遺伝子的先祖であるということも、そのような真実のひとつだ。もっとも、エデンは楽園などではなかったようだが 大昔の人類は、我々がいまだに想像することさえできない高度な技術を持つ古代種族、 かつて来たりし者たち の奴隷だった。彼らは自然な進化の過程を加速させ、自分たちに似せて人類を創造した。しかしそれと同時に彼らは、人類を奴隷の状態に保つため、我々が本来持っていた能力を遺伝子操作によって奪った。彼らと比較すれば、人類は昔も今も劣った存在にすぎない。だが、我々は彼らの牢獄を破り、彼らが滅んだ後も生き延びてきた かつて来たりし者たち によって封じられた遺伝子は、今もすべての人間の中に眠っている。科学が進歩を続ければ、いつかは遺伝子を目覚めさせ、不当に奪われた権利を取り戻すことができるに違いない +ファイル0.015 新たなる秩序 17世紀、ようやく人類は新たなる段階に達し、我々の準備も整った 野蛮と無知に耐えねばならない時代は過去のものとなった。科学に生きる者たちが迫害されるのを座視しなければならない時代、個人の野望に人類がふりまわされる時代は終わったのだ。成すべきは、過去の過ち、そして我々の過ちを正すことだった。必要なのは、社会の指導者や思想家たちをじかに支配することではなく、思想的に導くことだった。17世紀初頭、人類は新時代に踏み出すついに整えたかに見えた 導くのは我々だ スピロザ、ロック、ニュートン、ベーコンといった知識人により、科学の花が咲く新たな社会が形作られた。我々の目標に合致する社会が +ファイル0.016a 第一文明の技術 かつて来たりし者たち は遠い昔に滅びたが、彼らの技術は今に至るまで残っている。その数はきわめて少ないが、 エデンの果実 などと称されるこれらの秘宝には、とてつもない力が秘められている。かつての人々は、これらの品に魔力が宿っていると考えていた。別の星からもたらされたと考える者もいたほどだ。だが、我々はそうでないことを知っている エデンの果実 の起源は非常に古いが、そこにはきわめて高度な技術が用いられている。何世紀ものあいだテンプル騎士団はこの失われた宝を手に入れるべく苦労を重ねてきた。アサシン教団は、我々が人類支配のためだけに エデンの果実 を探し求めていると考えているようだが、これらは非常に便利な道具であるだけでなく、我々の目的を達成し、ひいては人類を幸福にする上で大いに役立つ知識の宝庫でもあるのだ 秘宝には様々な種類があるが、とりわけ重要なのは かつて来たりし者たち の 宝物庫 であろう。これらの施設は、彼ら古き者たちの知識を収蔵した、一種のデジタル記録庫であると考えられている。だが、懸命の努力にもかかわらず、ごくわずかな 宝物庫 の場所がわかっているに過ぎず、そこに眠っている秘密を明らかにする方法もいまだ判明していない 第一文明の知識を手に入れることさえできれば、我々は人類の潜在能力を解放することができるだろう。それは人類のより良い未来につながるに違いない +ファイル0.017 中枢機構 騎士団の中枢に招かれるのは、きわめて優秀で聡明な者のみだが、今の君にはその資格がある。君ならこの責任ある地位を担ってひるむことがないはずだ。君の同士たる人々を紹介しよう アラン・リッキン 管理担当、アブスターゴ社CEO レティシャ・イングランド 実務担当、アブスターゴ社 ウォーレン・ヴィディック博士 研究担当、アニムス計画 ミツコ・ナカムラ博士 研究担当、系譜研究調査 アルヴァロ・グラマティカ博士 研究担当、次世代技術 ダニエル・クロス 実務担当、アブスターゴ社 イザベル・アーダント 実務担当、歴史研究 オットー・シュミット 実務担当、系譜研究調査 +ファイル0.018 黙示録 黙示録という言葉から世界の終わりを連想する者は多い。だが、事実は異なる。黙示録はきわめて重要な転換点であり、黙示録の後には全人類に関わる再生の時代が到来するのだ。黙示録とそれに端を発する事態の変転がどのようなものになるのか、そのすべてを体系的に説明するのは難しい。しかし、考古学的な発見と様々な学術的研究、そして(これがもっとも重要なのだが)我々が保有している未処理情報の徹底した解析により、かつて黙示録が到来したのがいつであるかを特定することは可能となっている 6900年から7700年前に生じたトパ火山の大噴火も黙示録的事件のひとつである。この天変地異を境に、 かつて来たりし者たち は徐々に滅んでいき、災厄を生き延びた人類は全世界へ散らばっていった。我々の試算によれば、 かつて来たりし者たち が地球上から完全に姿を消したのは噴火から数万年後のことであるが、この天変地異が彼らの社会を破壊し、人類に新時代をもたらしたことは間違いない 以後もこのような事件は幾度となく起こったが、テンプル騎士団の関心は過去ではなく未来へ向けられている。というのも、我々の予測が正しければ、新時代の扉を開ける新たな黙示録的事件が、間もなく起ころうとしているはずだからだ +ファイル0.019 アブスターゴの目計画 地球と宇宙、とりわけ太陽フレアの放出に関する最新の報告書は、12月21日がやはり アブスターゴの目 衛星打ち上げに最も適した日であることを示している。ささいなトラブルによってスケジュールの再検討を余儀なくされる可能性もないわけではないが、我々は問題がまもなく解決されるものと確信している。 アブスターゴの目 はアカシック衛星網のかなめであり、この計画を成功させるため、我々は持てる力をすべて投じている アカシック衛星網のアップグレートはすでに完了しており、今や衛星網には十分な遮蔽処置が施されている。太陽活動が増大し、予想を超える事態が生じても、アカシック衛星網の機能に障害が出ることはないはずだ 低軌道城に打ち上げられた アブスターゴの目 は、 エデンのリンゴ 増幅装置として、圧倒的な監視能力を発揮することだろう。それ以上に重要なのは、衛星が エデンのリンゴ の増幅装置でもあるという点だ なお、 アブスターゴの目 の打ち上げは潜在的能力を持つ人々の特定を可能にすると予想されているが、その未処理データの収集能力や人類の中に封じられている力を覚醒させる能力がどれほどのものなのかは明確ではない +ファイル0.20 かつて来たりし者たち 第一文明の担い手たちについてわかっていることはほとんどないが、近年の発見により、いくつかの真実が明らかになってきている。まず、彼ら かつて来たりし者たち は、この惑星で発生した種である。彼らも人類と同じく、何十万年という進化の果てに生まれた存在なのだ。南アフリカのボスコップにある発掘現場で見つかった頭蓋骨の化石もこの説を裏付けている 彼らは解剖学的には人類に似ていたが、身長は人類よりも高く、頭蓋骨も30%ほど大きかった。頭蓋骨が大きかったということは、脳も大きかったと考えられるが、彼らが第6の感覚器官を備え、空間と時間の認識力において人類より優れていたことも説明がつこう。 かつて来たりし者たち は寿命も長く、その痕跡は失われた文明や神話、伝説といった形で世界各地に残っている 実際、トパ火山の噴火後も、第一文明の生き残りたちは人類と交流を続け、我々の社会に様々な影響を与え続けた。ギリシャ、ローマ、エトルリア、インド、中南米など、世界各地に築かれた神殿は、 かつて来たりし者たち に大きな影響を受けている可能性が高いと言えよう。異なる文化の神話や神々に多くの相似点が見られるのも、この仮説を支持する要因となっている レガシー計画とアニムス計画によって得られたデータも、コンフス、ジュノー、ジュピター、ミネルヴァと称する者たちは皆、 かつて来たりし者たち であったことを裏付けている
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アサシン 各ステータスの伸び (1Lvあたりの上昇最大値) 力 34 魔力 64 信仰心 64 生命力 113 器用さ 64 速さ 64 魅力 64 カルマ 64 総合値 531 ※数値はレベルアップ60回からの統計値です。 赤背景は実値ではなく、予想される値となります。 戦術 戦術名 効果 発動率 闇と同化 威力激大の攻撃、必中 低 真・獄刹 威力絶大の攻撃、必中 低 転職条件 管理人をマスターしていることが条件として有力です。
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153 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 11 57 50 ID eIu5qoLM0 投下いたします遅くなってしまい、申し訳ありません(注意:キャラが大人になった時の話で、ノーマルカップリング(結婚)、流産ネタがあります。) 154 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 11 59 10 ID eIu5qoLM0 梓「天使に、ふれたよ」 155 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 00 19 ID eIu5qoLM0 still [副] ――(接続詞的な用法として)それにもかかわらず,それでも 156 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 01 12 ID eIu5qoLM0 1.「梓ちゃん、稽留(けいりゅう)流産してるかもしれない」 憂は私の眼をしっかり見詰め、ゆっくり、説き伏せるように言い放った。「何、それ」 思わず呟いた言葉は、しかし私の心情そのものだった。知っている言葉のはずなのに、全く頭に入ってこない。意味について考えようとすればするほど思考が震えて、上手く枠に収まってくれない。状況が、まるで理解できない。薄桜色の診療医を身に着けている憂が、とても遠くの存在に思える。 何だろう、これは。 私は、妊娠11週目の定期検診に来たはずで、流産の話を聞きに来たわけじゃない。時間的に、夕飯の買い物だってしなくちゃいけない。けれど、診察室の椅子から立ち上がることが出来ない自分がいる。今すぐ耳を塞いで逃げ出したいのに、よく分からない何かが、それを頑なに拒んでいる。 何か話すべき、と口を開いたけれど、言葉を紡ぐことができない。 憂は辛そうに表情を歪めたが、すぐに眉目を律し、大きな決意を宿したようなそぶりで私に告げる。「あのね、梓ちゃん。落ち着いて聞いてほしいの」 「――」 157 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 02 31 ID eIu5qoLM0 2.「梓!」 夫の声がして、ふと我に帰る。先ほどまで診察室にいたはずなのだが、私はいつの間にか産婦人科の待合室に移動していたらしい。廊下の明かりが落とされて、周囲はすっかり薄暗くなっていた。 「あかちゃん、しんじゃうかもしれない」 大きく上下していた夫の肩が一瞬だけ重苦しく止まり、僅かに崩れていく。「そんな……」 恐らく、憂から連絡を受けて駆けつけてきたのだろう。ワイシャツとスラックスは、所々に雨水と思しき透明な染みをつくり、ネクタイも乱れていた。申し訳ない気持ちで一杯になる。 看護師の女性が窓口から顔を出し、夫に声をかける。「○○さんのご主人ですね? 詳しい病状を説明いたしますので、診察室へどうぞ」 夫が頷いて私を見る。看護師も気遣わしげに私の方を伺う。「梓さんも、いらしてください。旦那さんと一緒に、もう一回確認してみましょう。……もう、1回」 もう、1回。その一言に、看護師の祈りが詰まっているような気がした。間違いであって欲しい、と。 無論そうであって欲しいと思う。その為だったら、何度だって検査を受けてもいい。けれど、身体の方は思う通りに動いてくれなかった。もう一つの可能性を、それを認めざるを得ないことが、たまらなく、怖かったのだ。「大丈夫か? あまり辛かったら、無理しなくていいぞ」 その言葉で、どうにか首を振り、夫の差し出した右腕に掴った。 158 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 03 26 ID eIu5qoLM0 ディスプレイに、見慣れた胎児の白い影が映った。経膣プローブによって超音波撮影された、私の赤ん坊だ。 その影は私の胎内でじっとしていて、まるで眠っているようにも見える。声をかければ動き出すんじゃないだろうか。そんな気さえする。 この場にいる全員が、固唾を呑んで画面を凝視している。 私も、夫も、看護師も、憂も。 でも、最後まで胎児は動いてくれなかった。小さな身体からは想像も出来ないほどの逞しい音色を聞かせてくれていた心臓も、今は嘘のように静まり返っている。「CRL(頭からお尻までの長さ)が10週と2日の数値を示しています。前回9週目の定期検診までは順調に増加していった事から推察すると、ほぼ10週と2日で心拍が止まったと考えられます」 憂が夫に説明している。夫は拳を握りしめ、下唇を噛みながらエコー写真を見つめている。「助からないんですか? どうにか、ならないんですか!?」「おそらく、胎児側が何らかの染色体異常を持っているために引き起こされた、自然淘汰的な物だと思います。妊娠初期の流産は、ほとんど、これが原因なんです。残念ですが、赤ちゃんを信じるしかありません」 母子手帳を握りしめる。出産予定日が確定したその日に申請して、交付してもらったものだ。それが前回の定期検診で、9週と3日目のことだった。そのわずか6日後、赤ちゃんの心臓は止まってしまったらしい。 今日が11週の3日目だから、もう9日も経っている。気付いて、あげられなかった。私のお腹のなかに、ずぅっと居たのに。 その事実がようやく頭の奥まで染みわたってきて、大きなしゃくりと共に涙がこぼれた。「梓ちゃんは、悪くないよ。稽留流産は、自覚症状が無い場合がほとんどなの。この週数だと胎児側に原因があることが多いから、梓ちゃんに責任は無いと思う。それにまだ、流産と決まったわけじゃないんだから、あまり自分を責めちゃ駄目だよ」 憂は優しく、私に言い聞かせる。「ただ、覚悟はしておいて欲しいの。1週間後また来て駄目だったら、稽留流産が確定するわ。そうなると、早めに手術して赤ちゃんを外に出してあげなきゃいけなくなる。 放っておいても自然に流産されてしまうけれど、私はあまり勧めたくない。出血と痛みが酷くなるし、その間も母体は胎児を異物として認識しているから、免疫力が低下して感染症のリスクも上がってくるの。 手術すれば、より安全に次のお産が始められるから、考えておいてくれないかな」 夫に肩を抱かれ、泣きながら私は頷いた。ただ、頷くことしかできなかった。 159 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 04 47 ID eIu5qoLM0 3. 再検診までの1週間、私はインターネットで自分と同じ症状の人が居ないか調べようと思っていた。 もしかしたら、今からでもやり直せるかもしれない。民間療法でも怪しい通販でも構わないから、とにかく、何かに縋りたかったのだ。 “稽留流産 11週 再検診” 検索エンジンにかけると1万件余りもヒットする。自分だけでは無いことに少しだけ安堵し、一番上に上がっていた妊婦用の質問サイトをクリックする。 記事を最後まで追っていったが、結局、私の望んだ症例は得られなかった。週数や症状の微妙な差異はあれど、みんな稽留流産と診断され、ほんの細やかな期待も裏切られて流産し悲しみに暮れる。“どうか、一人で抱え込まないように” そう、経験者たちは口を揃えたように結んでいる。 それでも、と微かな希望を求めて幾つかのサイトを廻ったが、2日ほどで何もする気が起きなくなった。1日の大半を、布団に包まってじっと過ごすようになっていた。 不治の病に侵され余命を宣告された患者の気分というのは、こういう感じなのだろうか。 つわりが無くなっていたのが、唯一の救いだったのかもしれない。もし続いていたなら、自分が母親であることを、強く意識してしまいそうだったから。 そんな私を助けてくれたのは、純だった。 再検診を3日前に控えた夕方、携帯電話に着信があったのだ。 160 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 06 22 ID eIu5qoLM0 「あ、梓? ひさしぶりい! 純ちゃんだよん☆」 眠りすぎて痛む頭に、純の元気な声が突き刺さる。 何時もならほっとするその声が今は鬱陶しくて、でも何故だか切ることは出来ないでいる。 純も私の雰囲気を察したのか、気勢を削がれたように黙り込んでしまった。 携帯電話を耳に当てたまま、ただ沈黙だけが過ぎ去っていく。 「……うん。それどころじゃ無かったよね、ごめん」 どれくらいの時間、黙していたかは分からない。さして長くは無かったと思う。けれど、静寂を破ろうと発せられた純の声は、ひどく沈んでいた。「話は、憂から聞いた。だから梓、きっと落ち込んでいるだろうな、て。その……ごめん。無神経だった」「良いよ」 自然にそんな言葉が流れていた。「気にしないで、良いよ。純の気持ち、分かったから」 まるで言霊のように私の内に浸透して、心を軽くしていく。 さっきまでは純を疎ましいとすら思っていたのに、なんて現金なんだろう。 「あたしさ、ネットで調べたんだ。そしたら、ごく僅かだけど、助かった症例があったの。心臓がとまったはずの胎児が、再検診では元気に動いていた、って。 梓の赤ちゃん、助かるかもしれないんだよ!」 純の言葉に胸が詰まる。 何も言う事ができない。「だからさ、梓。もう落ち込んじゃ駄目だよ。ひょっとしたら今こうしている間にも、赤ちゃんの心臓がバクバク動いてて、梓に聞かせてあげたい、っと思っているかもしれないじゃない。早く検診してくれぇえええってさ」 上手く笑うことができない。代わりに、涙としゃくり声ばかりがこみあげてくる。「本当だよ。憂も言ってたんだ。“赤ちゃんは最初 雲の上にいて、自分からパパとママになる人を選んで、産まれてくるんだ”って。 産まれてから3歳までの子に話を聞くと、何割だかが、示し合わせたようにそう答えるんだって。“パパとママが楽しそうだから、その一員になりたくて降りてきた”り、“ママが落ち込んでいて、慰めるために降りてきた”って言うの。“胎内記憶”、だったかな。 だから雲の上に戻った赤ちゃんは今、梓を元気づけたい、って思ってるんじゃないかな。でもあんまり梓が悲しそうにしていると、赤ちゃんも責任を感じて出てきづらくなるじゃないの」「うん……うん」 純の想いを、無駄にしたくない、と思った。 憂が言うのなら、それは本当のことなのかも知れない。私に言わなかったのは、何か思ってのことなのかも、と。そう、思うことにした。 何より、私はその希望に縋りたかった。「再検診の日には、私も立ち会うから。大丈夫。何もかも、上手くいくよ」 電話を切った後も、温かい何かに押されるように泣き続けた。 空が暗くなった頃にようやく泣き止んで、赤く腫らした眼を見た夫に、強く抱きしめられた。 “どうか、一人で抱え込まないように” 経験者たちの書き込みが、優しくリフレインしていた。 161 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 07 35 ID eIu5qoLM0 4. 憂が静かに首を振った。 肩に置かれていた夫の手が震えて、純が何かを呟いた。私は、そうか、と思った。自分でも意外なほど、落ち着いていた。 その日のうちに手術をすることが決まり、手続きを済ませる。 手術前検査を待つ間、純はことある毎にごめん、と呟いていた。自分の発言を悔いてのことだろう。だから私は、そのたびに純を慰めた。その時の私を救ってくれたのは本当だし、今もし独りだったら、確実に取り乱していただろうから。 夫と共に説明を受け、同意書にサインをした。病名、稽留流産。手術名、子宮内容除去術(清掃術)。 どうにか平静を保っていられた心が、前処置の辺りから少しづつ揺らいでいった。 ラミナリア(子宮口を拡げるための、棒状のスポンジみたいなもの)が挿入されて、痛みで視界が歪む。しばらく重い痛みが続き、変に気持ちが揺れて涙がこぼれる。「これから病室に移動します。手術まで、そこで安静に過ごしてください」 車椅子に乗せられ、看護師の先導に従い純、私、夫の順番で病棟へと進む。車椅子は、夫が押してくれていた。 突き当りを曲った光景は、さらに私の気分を沈めた。 お腹の大きな母親たちのなかに、何もない私が混ざると、そこには違和感しかなかった。 動揺を誰にも気取られたくなくて、つい足元ばかりを見てしまう。何だか滑稽だ。 手術室には憂がいた。マスクをしていて表情は分からなかったが、逆にそれが安心をもたらしてくれた。「すぐ、終わるからね。赤ちゃんを、きれいに出してあげるから」 おねがい、と言おうとして、私の意識は暗転した。 162 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 09 21 ID eIu5qoLM0 5. 20XX年の8月4日13:50頃、胎児はようやく私の胎内を離れ、うまれてきた。私のわがままで、2週間も、待たせてしまった。 超音波では分からなかったが、どうやら女の子だったらしい。 私と夫は、彼女に“幸(さち)”と名付けた。短い人生でも幸せであってほしい、という祈りを込めて。 流産によって子供を失くした母親を、“天使ママ”と呼ぶらしい。幸は天使になって、雲の上に帰ってしまったのだ。 わずか10週と2日で居なくなってしまった幸は、戸籍に載ることもできず、埋葬すら叶わない。 日付だけ書かれた母子手帳と、今までに撮ってきたエコー写真が3枚。 その僅かなパーツたちが、幸がこの世に存在していたことを証明する全てだ。 術後1週間は安静にするように言われていたが、どのみち何もする気が起きなかった。生理のような鈍い痛みがずっと続いていて、自分が母親であったこと、もう子供は死んでしまったことが否応なく思い出されていたからだ。 仕事帰りの夫に当り散らしたこともあった。夫は疲れているだろうに、泣きわめく私を宥めつつも、決して怒らなかった。夫が眠ったあと、申し訳なくてまた泣いてしまった。 でも結局、そういった周囲の人たちに救われてもいた。私の母や義母も何かと気遣ってくれていたし、純と憂も仕事の合間を縫って、励ましのメールを送ってくれていた。私は孤独ではなかった。 それなりの時間を必要としたけれど、皆のために、早く立ち直りたいと思うようになった。そして、何でも良いから恩返ししたいと。私に向けられているのは、紛れもない、奇跡のような善意たちだったから。 163 : ◆z.RlTki.D. 2012/08/29(水) 12 10 23 ID eIu5qoLM0 だから、ある日純から送られたメールに凍り付いてしまった自分を、私は恥じた。 “辛いだろうけど、悪い夢だったと思って忘れよう。まだ、次があるよ ^-^ ” その通りだと、思った。早く、忘れて、立ち直ろう。そう、思った。 でも、その日から、“私”の、“何か”が、ずれた。 自分が自分でないような、でもそれすら肯定できない違和感が、がん腫瘍に変性した脳細胞のように、頭の片隅にこびりついてしまったのだ。 唯「君へのメッセージ」 2
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地図から見て横長に建てられている洋館、そこがマサオとオグリキャップが先程入った建物だった。 裏口の厨房から入り進むと、オグリキャップが大きな冷蔵庫を発見する。 (冷蔵庫… いや、マサオを守る) 一瞬は冷蔵庫内の中に保管されてあるであろう食料に期待し、その扉を開こうと思ったのだが、幼い子供の同行者であるマサオが居ることもあり首を横にブンブン振って自身の食欲を振り払う。 「あの~、ガマンしよ?」 そんな彼女の姿を見てマサオがそう声を掛ける。 「そう、ガマンだガマン。」 オグリキャップは冷蔵庫を発見したことによって発生した突発的な食欲を抑え、同行者と共に移動を続行。 そうして食卓がある部屋にたどり着く。 そこに食料は何もない。 大きな扉を開け、一行は大広間に出る。 赤いカーペットなどやシャンデリア等目立つものはあるが、それといってめぼしいものはない。 一行はそこで金色に輝く手摺り付きの大きな階段を発見し、オグリキャップはマサオを抱えてそれに登る。 一段一段に大広間のものと同色のカーペットが敷かれており、移動もさほど苦痛ではなかった。 登った先は廊下であり、そこにはいくつかある部屋につながるドアがある。 二人はひとまず登ってすぐの場所にある部屋に入る。 「うっわ~、広ぇ部屋だぁ!」 (大きなベッド…!) そこは、大きなベッド等が目立つ広い部屋だった。 ドアを閉め、二人は一旦休憩をしていこうとした、その矢先──── オグリキャップの体が突然光出した。 「え!? オグリキャップ…! 体が光ってるよ!?」 「…ホントだ。」 それを目撃したマサオに声をかけられたことでオグリキャップもそれに気づく。 「どうも」 「「!!」」 更には、先程までお互い気配すら感じもしなかったネルシャツ姿の男性が突然にも出現した。 「私は… 一般通過爺とでもお呼びください。 主催者のメッセンジャーとしてやってきました」 現れたのは一般通過爺だった。 「突然ですが、『コンペ・ロワイアル』を運営させて頂く上でオグリキャップの参加を続行させておくのは大変危うい状況である事と判断されました。 ご安心ください。彼女は生きたまま、無事に元の世界へとお帰しします。 また、彼女が現在ご所持されていらっしゃる支給品は全てここに残させて頂きます。 では、私からは以上です。」 彼がメッセージを告げ終えると、光に包まれるオグリキャップの頭からスタンドDISCが飛び出し、そのまま落下する。 そして、彼女は会場から無事に退場し、そのまま元の世界へ送還してもらえる事になったのだ。 【オグリキャップ@ウマ娘 シンデレラグレイ 生還】 【残り85人】 その場所には他に彼女が所持していた支給品も一緒に落ちている。 そして、一般通過爺の姿も見えなくなっていた。 また、マサオは知らず、一般通過爺からも伝えられていなかったが、支給品の布団と枕のセット、山盛りの炒飯、ブードゥー人形も支給前の状態に戻された上で元の世界に戻してもらえる事になった。 「そ…そんなあああああッ!!」 だが、その場にマサオだけは残されてしまった。 【H-6 リテイル・ロー西側 洋館の一室/早朝】 【佐藤マサオ@クレヨンしんちゃん】 [状態] 恐怖(大)、心理的ショック(大)、失禁 [装備] ひらりマント@ドラえもん [道具] 基本支給品、ランダム支給品×1(確認済み、お菓子の類ではない) [思考・状況] 基本行動方針 しんのすけ達を探す 1 オグリキャップー!! 2 ヴィータちゃん、立香さん、行かないで…… 3 しんちゃんを探したいけど…… 4 いざとなったらひらりマントで自分の身を守る 5 しんちゃんのパパが二人...? [備考] ※現在、マサオがいる部屋にスタンドDISC『タスク』(現在ACT1のみ)、オグリキャップの分の基本支給品、ランダム支給品×2(お菓子の類ではない)が落ちています。 ※コルワに支給されていた布団と枕、岸辺露伴に支給されていた山盛りの炒飯、クッパ姫に支給されていたブードゥー人形@ウマ娘 シンデレラグレイは支給前の状態に復元された上で元の世界に戻されました。 092:人生ドラマチックにはいかない 投下順 094:命に嫌われている 060:苦いものはまだ嫌いなの 佐藤マサオ オグリキャップ 生還
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アサシン 静かに標的に忍び寄って殺害する、暗殺者のスキル。 使用する武器のタイプの個人差が、極端に激しい。 兵種スキルにアナライズ、夜目がある。 上級スキルにニンジャがある。
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トマスオブブラザートン(トマス・オブ・ブラザートン) イギリスのノーフォーク伯の一。 第3期初代ノーフォーク伯。 関連: エドワードイッセイ (エドワード1世、父) マーガレットオブフランス(2) (マーガレット・オブ・フランス、母) アリスヘイルズ (アリス・ヘイルズ、妻) エドワードオブノーフォーク (エドワード・オブ・ノーフォーク、息子) マーガレット(4) (娘) アリスオブノーフォーク (アリス・オブ・ノーフォーク、娘) メアリードブローズ (メアリー・ド・ブローズ、妻)